【間取り解説】1DKと1LDKの違いとは?一人暮らし・同棲でお部屋を快適に使うワザをご紹介

公開日:2018年5月24日

1DK、1LDKなら、一人暮らしでも同棲でもゆったりくつろげる!

一人暮らしにおすすめな1DKと、二人暮らしにぴったりな1LDK。それぞれの特徴と快適に使うワザをご紹介
一人暮らしにおすすめな1DKと、二人暮らしにぴったりな1LDK。それぞれの特徴と快適に使うワザをご紹介

1DK、1LDKの間取りは居室と寝室が分けられるのが最大のメリットだ。一つの居室とキッチンという構成は1Kと同じだが、キッチン部分が広いので、さまざまな楽しみ方ができる。

今回は、1DK、1LDKでより快適に暮らすために、それぞれの間取りの特徴や部屋づくりのワザを紹介する。

監修=鈴木理恵子先生

オールアバウトインテリアコーディネートガイド。ハウスメーカーのインテリアアドバイザーとして、住宅などのインテリアコーディネートを担当。現在はフリーランスの立場で、ネットショップや雑誌のインテリア記事などを執筆している。
web:https://allabout.co.jp/gm/gp/362/

この記事でわかること
1DKと1LDKの違いは、「キッチンのある部屋の広さ」
1DK、1LDKのメリットは、寝室と居室を分けられること
1DK、1LDKで快適に暮らすワザは、「脚付き家具」で抜け感を出すこと

そもそも1DK、1LDKって?

1DKは、一つの居室とダイニングキッチン(DK)、1LDKは、一つの居室とリビングダイニングキッチン(LDK)で構成される間取りで、同じ構成の1Kとの違いは「キッチン部分の広さ」にある。

1DKと1LDKの違いも共に「キッチンのある部屋の広さ」だ。キッチンの広さと表記に関する公的な規定はないが、公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会では、1DK、1LDKの場合、DKは4.5帖以上LDKは8帖以上と定めているので、これを目安にするといいだろう。

1DK、1LDKには、さまざまな間取りがある

1DK、1LDKの間取りは、玄関側に一部屋とベランダ側にDK(LDK)があるタイプや、ベランダ側に一部屋とDK(LDK)が並んでいるタイプなど、さまざまな種類がある。部屋の明るさを重視するなら窓側に2部屋が並んでいるタイプがおすすめだ。

玄関側に部屋があるタイプは、その部屋にエアコンが設置されているか(設置できるか)がポイントになる。もし設置できなければ、その部屋を日常的に使用するには多少過ごしづらいかもしれないので、どう使用するかを考えて選ぶようにしよう。

左が1DK、右が1LDKの間取り1DKと1LDKはキッチンが広いことが多く、二人暮らしが可能な物件もあるのが特徴だ
1DKと1LDKはキッチンが広いことが多く、二人暮らしが可能な物件もあるのが特徴だ

1DK、1LDKの良いところ、悪いところ

1DK、1LDKは居室と寝室を分けられるので料理のニオイが寝室に入りにくく、キッチン部分が広いので料理も快適にすることができる。また、寝室のトビラを閉めておけば友人を部屋に招いたりする場合でもプライベートが守れる。床面積が広めの部屋が多いので、家具選びの自由度が高いのもポイントだ。

一方、間取りにもよるがキッチンが居室にあるため、生活感が出やすい傾向があるのも事実。ワンルームや1Kと比較すると、家賃や光熱費が高くなりやすいというデメリットがあるのは忘れてはならない。二人暮らしの場合、ほぼ全ての空間を相手と共有することになるので、荷物の量や生活のリズムを考える必要があるといえよう。

【メリット】

①寝室と居室を分けることができる

②プライベートを守れるので、友人を呼びやすいので友達呼んでパーティーができる

③部屋が広いので家具選びの自由度が高く、インテリアを楽しめる

【デメリット】

①居室にキッチンがあるので、生活感が出やすい

②一人暮らしでは、家賃、光熱費が高くなりがち

③二人暮らしでは、お互いの生活のリズムに注意が必要

これらのメリット、デメリットを理解したうえで自分(もしくは相手)のライフスタイルと照らし合わせて部屋の間取りを決めるのがいいだろう。では、どんな人が1DK、1LDKの暮らしに向いているのだろうか?

1DK、1LDK暮らしに向いている人

インテリアにこだわりたい人

1DK、1LDKはワンルームや1Kの間取りに比べて広さのある物件が多いので、家具の選択肢が広がる。インテリアにこだわることができるので、自分の空間をつくり上げたい!なんて人は1DK、1LDKの住むのがおすすめだ。

料理が好きな人

キッチンが広いので本格的な料理も可能。食器や調理器具が多い人でも新しく棚を置くスペースを設けたりするなど、自分のライフスタイルに合わせてアレンジもしやすい。

友人をよく家に招く人

居室のトビラを閉めておけば、寝室など見せたくない部分は隠すことができる。人を招いたりする際も、プライベートを守りながら楽しめるのだ。小規模なパーティーを開くことも可能。キッチンの広さを活かして、本格的なパーティー料理も楽しめる。

生活のリズムを合わせられるカップル

二人暮らしにもおすすめの間取りといえる。1DK、1LDKの二人暮らしでは時間もスペースも共有することになるので、二人の生活のリズムが合っている、お互いの暮らしぶりをよくわかっているというカップルには特におすすめだ。

次のページでは、1DK、1LDKで快適に暮らすワザを紹介。快適に二人暮らしするためのインテリアノウハウをインテリアコーディネーターが教える!

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CHINTAI編集部
CHINTAI編集部

1992年創業、お部屋探しや生活の情報を発信してきた株式会社CHINTAIが運営するWebメディア。引越しに関する情報はもちろん、家事や家計、季節の楽しみなど日々を豊かにする知識を調査・ご紹介。
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