新社会人必見!「名刺交換で心がけたい5つのこと」
新年度から約1カ月が経過。新社会人のみなさん、仕事には慣れてきただろうか? 数あるビジネスシーンのなかでも苦手という人が多いのが、名刺交換。どうすればスムーズに行え、次の仕事に繋ぐことができるのだろうか?
そこで今回は、「なぜ名刺交換をしても次に繋がらないのか」の著者である笹原隆生さんと中島由雅さんに話を聞き、以下に5つのポイントとしてまとめてみた。
●その1:名刺を渡す時にはしっかり名乗り、相手の顔を見る
新社会人はマナー良く名刺を渡すことを意識しすぎ、視線が下がっている人が多い。相手に不安を与えないように、笑顔で固い表情は避けること。無難さを目指すよりも、「10分で相手を和ませる税理士です!」などのキラーフレーズを用意して相手にインパクトを残す。
●その2:相手に関心を示す
大切なのはまず、相手に好感を持ってもらうこと。名前の読み方など、聞いても失礼にならない質問をすることから始めよう。自分について話す場合は、いきなり仕事の話はせず、雑談をはさむ。
●その3:リアクションを豊かに
名刺交換ができる時間は短いので、話す内容よりもいかに印象を残すかを心がけよう。相手への反応を豊かにし、記憶に残してもらう。新社会人であれば、「若さ」「ひたむきさ」を感じてもらうことが効果的だ。返事を明るく元気に行うことで、年長者には好印象を与えることができる。
●その4:次に繋げるフレーズを用意
名刺交換の後に、突然電話やメールをすると相手は警戒することも。あらかじめ「電話やメールをしてもいいですか?」と伝えると承諾してくれる。連絡が来ることへの心の準備をしていてくれるので、次の反応が良いものになりやすい。
●その5:別れ際の挨拶は丁寧に
すぐに次の相手に意識が向くと、自分は大切にされていないと思うもの。別れ際は特に丁寧なあいさつを心がける。交換後はお礼のメールや手紙などを送ろう。また、「何かあればよろしくお願いします」ではなく、「分からないことがあれば、いくらでもご説明します」という聞く姿勢を見せる。
この5つのポイントさえ押さえておけば、もう怖いものなし。これで明日からは、自信を持って名刺交換ができそう!
(小松田久美+ノオト)