お部屋コーディネートの参考になる! 住まいSNSに注目
Facebook やInstagramといったソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下SNS)を利用している人は多いと思うが、住まいに特化したものがあることをご存じだろうか?
今回は、それらSNSのなかでも、インテリアや家具などの写真を使って交流できる3つのサービスを紹介しよう。
reroom(リルム)
「部屋じまんコミュニティ」と名付けられた「reroom」は、部屋全体の写真から雑貨や人形など細かなものにフォーカスした写真がアップされている。
キャンドルやクッションなどのアイテムで絞り込むだけでなく、部屋に使われている色で写真を検索することができるのがポイント。室内全体を統一するだけでなく、アクセントとしてコーディネートに取り入れるコツも学べそうだ。
RoomClip(ルームクリップ)
「RoomClip」は、サイトのほかスマートフォン版の無料アプリがダウンロード可能。インテリアアプリとしては国内最大の規模だ。現在のユーザー数は約30万人で、約35万枚もの写真がアップされているそう。
検索システムが充実しており、写真にタグ付けされたテイストや使用ブランドだけでなく、ユーザーの性別や年齢層、そして「一人暮らし」「カップル」などの居住形態からの絞り込み機能も備えている。気に入ったユーザーをフォローすれば、タイムラインで最新の写真をチェックできる。
多彩なテーマで写真コンテストが開催されているのは、同サービスならでは。なかにはプロ顔負けのDIYを楽しんでいるユーザーまでいるので、素敵な写真が目白押し! ちなみに今年8月には、投稿された写真を集めたインテリア雑誌が発売予定だとか。
HouseNote(ハウスノート)
今年5月よりスタートした「HouseNote」は、「写真でつながる家づくり支援サイト」と銘打ったサービス。大きな特徴は、登録ユーザーのなかに建築家やリノベーション業者などがいる点だ。ユーザーと住まいの専門家たちとの出会いの場を兼ねている。
家を新築や改築することを検討中の人は、写真を通して自分のセンスを伝えるツールとして使えるのでオススメだ。また、「Note」機能では、テーマで写真を分けてスクラップブックのようにまとめることができる。壁紙と窓のイメージなど、複数の写真を組み合わせて整理しておけば、施工依頼がスムーズに進むかもしれない。
モデルルームのような部屋には憧れるが、生活するには不便そうだったり、現在の部屋のイメージとかけ離れていたりすることも……。紹介したSNSでは、手の込んだDIYから100円グッズの活用や収納テクニックまで網羅されているので、手軽にマネできるものがきっと発見できるはずだ。
新居のコーディネートに迷っている人や模様替えを計画している人は実際に利用して、部屋作りの参考にしてみてはいかがだろう。
(中道薫/ノオト)